サイバニクスによる重介護ゼロ社会への挑戦

カテゴリ その他の疾患
ジャンル 研究
氏名 山海嘉之
役職 システム情報工学研究科 教授
サイバニクス研究センター センター長
施設名 筑波大学大学院
住所 茨城県つくば市天王台1-1-1
HP http://www.tsukuba.ac.jp/
主な病気名 脳・神経・筋系疾患

【本動画について】

本動画は2015年6月27日に掲載されたものです。

社会の様々な課題を克服するための、新たな学術分野、サイバニクス(Cybernics)。サイバネティックス(Cybernetics)・メカトロニクス(Mechatronics)・インフォマティクス(Informatics )を中心とし、脳神経科学・行動科学・ロボット工学・IT・システム統合技術・生理学・心理学・哲学・倫理・法学などを融合複合して作られました。そのサイバニクスの研究の中で開発されたのが、世界初のサイボーグ型ロボット、「ロボットスーツHAL」です。「HAL」を使った治療プログラム。脊髄損傷で介助者の助けがなければ、歩くことができなかった患者さんが、杖を使って自分で歩けるようになるなどの臨床結果が出て、世界中で注目されています。「HAL」は、現在、ヨーロッパ全土で医療機器として認証されています。さらに、日本でも医療機器として、承認申請を行っています。このサイバニクスという学術分野を開拓し、「ロボットスーツHAL」を開発したのが、筑波大学の山海嘉之教授。山海教授はこのサイバニクスを発展させ、重介護ゼロ社会の実現を目指しています。

このビデオで取り上げたテーマについて詳しくは、次のリンクを参照してください。

●筑波大学 サイバニクスグループ 山海研究室
http://sanlab.kz.tsukuba.ac.jp/
●内閣府 ImPACTプログラム 重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム
http://www.jst.go.jp/impact/program05.html

【職歴・学歴】

1987年 筑波大学大学院工学研究科博士課程を修了(工学博士)
    筑波大学講師・助教授
    米国ベイラー医科大学 客員教授
    筑波大学機能工学系 教授
2003年 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授

2004年 CYBERDYNE(サイバーダイン)を設立
2007年 文部科学省グローバルCOEプログラム
    サイバニクス国際教育研究拠点 拠点リーダ−
2009年 内閣府最先端研究開発支援プログラムFIRST 中心研究者
2011年 筑波大学サイバニクス研究センター(Center for Cybernics Research) センター長
2014年 内閣府革新的研究開発推進プログラムImPACTプログラムプログラムマネージャー

臨床の場合、治療効果には個人差があり、必ずしも効果を保証するものではありません。
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