世界が注目 日本発 分子標的薬トラメチニブ
カテゴリ | がん |
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ジャンル | 研究 |
氏名 | 酒井敏行 |
役職 | 大学院医学研究科 教授 |
施設名 | 京都府立医科大学 |
住所 | 京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465 |
HP | http://www.kpu-m.ac.jp/doc/index.html |
主な病気名 | メラノーマ |
主な治療名 | 分子標的療法 |
【本動画について】
本動画は2015年5月2日に掲載されたものです。
ほくろのがんと言われる、メラノーマ。長年、有効な治療法はありませんでした。しかし、2013年5月、分子標的薬トラメチニブが、アメリカで承認され絶大な効果を挙げ、注目を集めています。腫瘍の縮小が認められる患者の割合を示す奏功率は75%。そのうち10%は腫瘍が完全に消失しました。旧来使用されていた薬剤と比べると、圧倒的な効果が得られ、副作用は低いと期待されています。このトラメチニブは、メラノーマのみならず、様々ながんに効くのではないかと、現在、世界中で研究が行われています。このトラメチニブを発見したのが、京都府立医科大学の酒井敏行教授です。酒井教授はあらゆるがんで、がんを抑制する遺伝子RBの活動が止まっていることに着目。がんの増殖を防ぐRB遺伝子を再活性化させる効果の高い薬剤を選別しました。RB再活性化スクリーニングという独自の新薬開発方法を考案したのです。この方法によりトラメチニブを発見しました。酒井教授は、がん抑制遺伝子RBを活性化させれば、がんの予防効果があるのではないかと考え、現在、『究極のがん予防ジュース』の開発に取り組んでいます。
このビデオで取り上げたテーマについて詳しくは、次のリンクを参照してください。
●京都府立医科大学 大学院医学研究科 分子標的癌予防医学(酒井敏行研究室)
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/
ほくろのがんと言われる、メラノーマ。長年、有効な治療法はありませんでした。しかし、2013年5月、分子標的薬トラメチニブが、アメリカで承認され絶大な効果を挙げ、注目を集めています。腫瘍の縮小が認められる患者の割合を示す奏功率は75%。そのうち10%は腫瘍が完全に消失しました。旧来使用されていた薬剤と比べると、圧倒的な効果が得られ、副作用は低いと期待されています。このトラメチニブは、メラノーマのみならず、様々ながんに効くのではないかと、現在、世界中で研究が行われています。このトラメチニブを発見したのが、京都府立医科大学の酒井敏行教授です。酒井教授はあらゆるがんで、がんを抑制する遺伝子RBの活動が止まっていることに着目。がんの増殖を防ぐRB遺伝子を再活性化させる効果の高い薬剤を選別しました。RB再活性化スクリーニングという独自の新薬開発方法を考案したのです。この方法によりトラメチニブを発見しました。酒井教授は、がん抑制遺伝子RBを活性化させれば、がんの予防効果があるのではないかと考え、現在、『究極のがん予防ジュース』の開発に取り組んでいます。
このビデオで取り上げたテーマについて詳しくは、次のリンクを参照してください。
●京都府立医科大学 大学院医学研究科 分子標的癌予防医学(酒井敏行研究室)
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/pubmed/
【職歴・学歴】
1980年 京都府立医科大学卒業
1980年 大阪鉄道病院研修医
1982年 京都府立医科大学大学院博士課程
1986年 京都府庁衛生部保健予防課技師 (京都府立医科大学助手併任)
1988年 米国ハーバード医科大学留学 (眼科学教室研究員)
1991年 京都府立医科大学公衆衛生学教室助手
1994年 同 講師
1996年 同 教授
2003年 京都府立医科大学大学院医学研究科 分子標的癌予防医学教授
1980年 大阪鉄道病院研修医
1982年 京都府立医科大学大学院博士課程
1986年 京都府庁衛生部保健予防課技師 (京都府立医科大学助手併任)
1988年 米国ハーバード医科大学留学 (眼科学教室研究員)
1991年 京都府立医科大学公衆衛生学教室助手
1994年 同 講師
1996年 同 教授
2003年 京都府立医科大学大学院医学研究科 分子標的癌予防医学教授
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