胸部大動脈瘤 最新治療法

カテゴリ 循環器疾患
ジャンル 臨床
氏名 秦光賢
役職 心臓血管外科 科長
施設名 日本大学病院
住所 東京都千代田区神田駿河台1-6
電話番号 03-3293-1711
HP http://www.med.nihon-u.ac.jp/
主な病気名 胸部大動脈瘤
主な治療名 低侵襲性人工血管置換術

【本動画について】

本動画は2014年7月21日に掲載されたものです。


心臓から血液を送り出す胸の大動脈に瘤が出来てしまう胸部大動脈瘤。放置しておくと、瘤が解離、または破裂してしまい、その場合の死亡率は、50%~80%と言われています。動脈硬化により引き起こされるため、元来、患者の多くは高齢者でしたが、近年は、寝不足やストレスが原因の若年の患者も増えており、患者数は急増しています。胸部大動脈瘤の約7割は、大動脈弓部と言われる、背中側に弓なりに回る部分に発生します。従来、動脈瘤を摘出する場合、手術時間は10時間に及ぶ事もありました。 さらに、大動脈近くにある、反回神経を傷つけるため、重い合併症を引き起こす危険が少なくありませんでした。そこで、こうした問題点を克服する新技術が登場しました。コブのある血管の内側に人工血管を通すという治療。この手術方法は世界に先駆けて、日本で開発された技術です。開発者の一人が、日本大学医学部、秋山謙次教授。そして、秋山教授の指導の下、独自の改良をして、手術時間を3時間まで短縮し合併症の少ない治療法を確立したのが、日本大学医学部心臓血管外科、秦光賢医師。今回は、新たに保険適用された、体への負担が少ない画期的な手術技法をご紹介します。


このビデオで取り上げたテーマについて詳しくは、次のリンクを参照してください。

●日本大学 心臓血管呼吸器総合外科
http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/cvrsurg/

【職歴・学歴】

1983年 日本大学第一高等学校 卒業
1990年 日本大学 医学部 卒業 
 日本大学総長賞 医学部長賞 同窓会賞 受賞
1996年 日本大学大学院博士研究課 外科系卒業 学位取得
1999年  オーストラリア メルボルン大学 
     オースチン&リパトリエーションメディカルセンター 心臓外科留学
2001年 日本大学医学部外科学講座2部門 助手
2002年  日本大学医学部外科学講座2部門 講師就任
2004年 日本大学医学部外科学講座 心臓血管外科部門 講師就任
2008年 日本大学医学部附属板橋病院 心臓血管外科 科長就任

臨床の場合、治療効果には個人差があり、必ずしも効果を保証するものではありません。
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